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ヒント

FORMLOVAと主要フォームサービスの違い -- 価格・機能・チャット対応を比べました

FORMLOVAと主要フォームサービスの違い -- 価格・機能・チャット対応を比べました

フォームサービスを選ぶとき、「どれも同じに見える」と感じたことはないでしょうか。

Typeform、Jotform、Google Forms、formrun、Tally、SurveyMonkey。名前を挙げるだけでもたくさんあります。どれもフォームが作れて、回答が集まって、データが見られる。違いがよくわからないまま、なんとなく有名なものを選んでいる方も多いのではないかと思います。

この記事では、FORMLOVAを含む7つのフォームサービスを、価格、機能、そして「チャットからどこまで操作できるか」の3つの軸で比較します。私自身が全サービスのプランページを確認し、MCP対応の有無を検証した一次情報をもとにしています。

まず、価格を並べます

月額プランの最安有料プランを比較します(2026年4月時点)。

サービス無料プラン最安有料プラン無料の回答上限無料のフォーム数
FORMLOVAあり480円/月無制限無制限
Tallyあり$29/月(約4,400円)無制限無制限
Google FormsありWorkspace $9.20/ユーザー/月無制限無制限
Typeformあり$25/月(年払い)10件/月無制限
Jotformあり$34/月(年払い)100件/月5個
formrunあり3,880円/月30件/月1個
SurveyMonkeyあり$39/月(年払い)40件/アンケート無制限

FORMLOVAの480円/月(スタンダード)は、有料プランの中で最も安い価格帯です。しかも無料プランでフォーム数も回答数も無制限です。

なぜこの価格が成立するかというと、FORMLOVAはAI処理のコストをサーバー側で負担しない構造だからです。ユーザーがClaudeやChatGPTのサブスクリプションを通じてFORMLOVAを操作するため、AI推論のコストはユーザー側にあります。FORMLOVAのサーバーは、データベース操作とメール配信だけを担当しています。

参考までに、FORMLOVAの全プランを載せておきます。

プラン月額主な特徴
Free0円フォーム無制限、回答無制限、CSV/Excelエクスポート、基本分析
Standard480円自動返信メール、リマインド、詳細分析、A/Bテスト、Google Sheets連携
Premium980円一斉送信、メールシーケンス、チーム管理、Stripe Connect(有料イベント)

無料プランで何ができるか

無料プランの制限は、サービスを試すときの最初の壁になります。

回答数に制限がないサービス: FORMLOVA、Tally、Google Forms

この3つは、無料プランで回答数の上限がありません。イベントで100名の申込みが来ても、追加料金なしで全件受け取れます。

回答数に制限があるサービス:

  • Typeform: 月10件(10名を超えたら有料プランが必要)
  • formrun: 月30件
  • SurveyMonkey: アンケートあたり40件
  • Jotform: 月100件

Typeformの月10件はかなり厳しい制限です。小規模なイベントでも、10名を超えた時点で有料プランへの切り替えが必要になります。

データのエクスポート: FORMLOVAは無料プランでCSVとExcelのエクスポートが可能です。回答データを人質にしない方針で設計しています。Typeform、Jotform、SurveyMonkeyは無料プランでのエクスポートに制限があります。

MCP対応 -- チャットからどこまで操作できるか

MCP(Model Context Protocol)は、AIアシスタントが外部サービスに接続するための標準プロトコルです。MCP対応しているサービスは、Claude、ChatGPT、Cursorなどのチャットから操作できます。

2026年4月時点でのMCP対応状況を調べました。

サービスMCP対応ツール数できること
FORMLOVA公式127ツールフォーム作成からメール配信、分析、チーム管理まで全操作
Typeform公式(ベータ)少数フォーム作成、データ取得
Jotform公式少数フォーム作成、回答取得
Tally公式少数フォーム作成・編集、回答取得
SurveyMonkey公式(分析特化)少数データ分析・レポート
Google Formsなし-チャット操作不可
formrunなし-チャット操作不可

MCP対応しているサービスは増えてきましたが、対応の深さには大きな差があります。

FORMLOVAは127個のMCPツールを25カテゴリに分けて、フォーム作成だけでなく、回答の分析、自動返信メールの設定、リマインド送信、条件付きメール配信、A/Bテスト、Google Sheets連携、チーム管理まで、チャットから操作できます。

他のサービスのMCPは「フォームを作る」「回答を見る」が中心で、公開後の運用操作はカバーされていません。チャットでフォームを作った後、デザインを変えたい、回答者にメールを送りたい、分析を見たいと思ったら、管理画面に戻る必要があります。

「公開後の運用」をどこまでカバーしているか

ここがFORMLOVAと他のサービスの最大の違いです。

フォームを作成して公開する。ここまではどのサービスでもできます。問題はその後です。回答を確認する、条件で振り分ける、フォローアップメールを送る、リマインドを設定する、分析を見る、レポートを出す。

機能FORMLOVATypeformJotformGoogle FormsformrunTallySurveyMonkey
自動返信メールチャットでカスタマイズ可ありありなしありありなし
リマインドメールあり(Standard以上)なしなしなしなしなしあり
条件付きメール送信あり(Standard以上)なし限定的なしなしなしなし
メールシーケンスあり(Premium)なしなしなしなしなしなし
回答の条件フィルタあり限定的ありなしあり限定的あり
詳細分析(クロス集計等)あり(Standard以上)ありあり基本のみ基本のみ基本のみあり
A/Bテストあり(Standard以上)なしなしなしなしあり
PDFレポート生成あり(Standard以上)なしありなしなしなしあり
ワークフロー自動化あり(全プラン)Zapier経由内蔵Zapier経由限定的Zapier経由Zapier経由
チャットから全操作127ツールベータ限定的不可不可限定的限定的

多くのサービスは「フォーム作成」に強く、公開後の運用はZapierなどの外部ツールに頼る設計になっています。FORMLOVAは逆で、作成はシンプルに済ませて、公開後の運用にツールを集中させています。

条件分岐とワークフロー

フォームの条件分岐(回答に応じて表示を変える機能)は、ほとんどのサービスが対応しています。

違いが出るのは、回答後のワークフローです。

FORMLOVAのワークフローは、フォーム回答をトリガーにして自動でアクションを実行します。

  • トリガー: 回答受付、回答更新、定員到達、締切接近
  • 条件: フィールド値の比較(等しい、含む、大きい、空など10種類の演算子)
  • アクション: メール送信、フィールド更新、Webhook送信

例えば「問い合わせカテゴリが『技術サポート』ならCS担当にメール、『営業』なら営業チームにメール」という振り分けを、チャットで一言伝えるだけで設定できます。

Jotformも内蔵のワークフロー機能を持っていますが、設定はGUIから行います。TypeformやTallyは、ワークフローにはZapierやMakeなどの外部サービスを使う前提です。

決済機能

有料イベントやオンライン販売で決済を受け取りたい場合の対応状況です。

サービス決済機能備考
FORMLOVAStripe Connect Express(Premium)手数料4.6%。参加費が主催者に直接入る
TypeformStripe連携(有料プラン)
JotformStripe/PayPal/Square
TallyStripe連携(無料プラン)無料で使えるのが強み
Google Formsなし決済機能なし
formrun決済連携あり
SurveyMonkeyなしアンケート特化のため

Tallyは無料プランでStripe決済が使えるのが特徴的です。FORMLOVAはStripe Connect Expressを採用しており、参加費が主催者のStripeアカウントに直接入る構造です。

日本語対応

日本で使う場合、日本語対応の質は重要です。

サービス日本語UI日本語サポート
FORMLOVA完全対応あり
formrun完全対応(日本製)あり
Google Forms完全対応あり
Typeform対応英語中心
Jotform対応英語中心
Tally限定的英語のみ
SurveyMonkey対応英語中心

FORMLOVAとformrunは日本市場を主要ターゲットにしています。Google Formsは多言語対応が充実しています。海外サービスは管理画面の日本語対応はされていても、サポートは英語中心のものが多いです。

どのサービスを選ぶべきか

ここまでの比較を踏まえて、用途別の向き不向きを整理します。

とにかく無料で使いたい: Google Forms、Tally、FORMLOVA

  • 回答数無制限で無料で使えるのはこの3つです。Google Formsはもっとも手軽ですが、デザインの自由度と公開後の運用機能は限定的です。

デザインにこだわりたい: Typeform

  • 一問一答形式のスタイリッシュなデザインはTypeformの強みです。ただし月10件の無料プランは厳しく、実用には有料プランが必要です。

日本語環境で顧客管理もしたい: formrun

  • 日本製で、カンバンボード形式の顧客管理が特徴です。ただし無料プランはフォーム1個、月30件の制限があります。

公開後の運用をチャットで回したい: FORMLOVA

  • 作成は入口にすぎません。フォームを公開した後の回答管理、メール配信、分析、ワークフロー設定までをチャットで完結できるのはFORMLOVAだけです。127個のMCPツールで、管理画面を開かずに日常の運用を進められます。

大規模な調査・リサーチ: SurveyMonkey

  • アンケート・調査に特化しており、AI分析機能が充実しています。フォーム運用よりもデータ分析が主目的ならこちらが向いています。

この記事のデータについて

この記事に掲載した価格と機能の情報は、2026年4月時点で各サービスの公式サイトから確認したものです。MCP対応の有無は、各サービスの公式ドキュメントおよび開発者向けページで検証しています。

価格は為替レートの変動や料金改定で変わる可能性があります。最新の情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

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Written by

@Lovanaut
@Lovanaut

サポラバ、Lovai、モールラバ、FORMLOVAの開発者。「ラバ = ラブ」の想いで、優しいサービスを作り続けています。