フォームを公開したあと、本当に大事なのは回答を集めることではありません。どの回答を優先し、誰に渡し、次に何をするかを決めることです。FORMLOVAでは、そこを会話の中で進められます。今回は、実際の問い合わせ・資料請求フォームを使って、回答を温度感ごとに整理し、高温度の回答だけを取り出し、そのまま営業チーム向けの通知文を作るところまでを見ていきます。
先にこの guide の背景にある考え方を押さえたいなら、ほとんどのフォームツールは作成で止まる -- FORMLOVAが始まるのは公開後です から読むと入りやすいです。
最初に、回答全体を温度感でまとめます
今回の最初の入力はこれです。
このフォームの回答を温度感ごとにまとめて
返ってきたのは、24件の回答を デモ希望 前向き検討 情報収集中 まだ先 の4つに分けた一覧でした。件数だけでなく、優先度の高い群がどこかまで一目で分かります。
今回の例では、次のような構成でした。
- デモ希望: 5件
- 前向き検討: 7件
- 情報収集中: 6件
- まだ先: 6件
この返答が良いのは、単なる集計で終わっていないことです。今週中に動いた方がよい案件 まで返してくれるので、そのまま次のアクションに進めます。公開後の運用では、まずここが重要です。全件を読むことではなく、どこから動くべきかを把握することです。

高温度の回答だけを抜き出すと、次にやることがはっきりします
全体像が見えたあと、次の入力はこれでした。
デモや打ち合わせ希望の回答だけ見せて
FORMLOVA は、既に取得済みのデータをそのまま使って、該当する5件だけを返しています。今回の返答には、次の情報が含まれていました。
- 氏名
- 会社名
- 役職
- 導入時期
- 相談内容
これでかなり実務的になります。高温度の回答かどうかは、単に デモ希望 と答えたかだけでは足りません。誰なのか、どんな課題を持っているのか、いつ動きたいのかまで見えて、初めて営業チームが動けます。
今回の例では、特に優先度が高い2名として、次のような整理が返ってきました。
- 佐藤 美咲さん
- 山本 彩花さん
両方とも導入時期が すぐにでも で、補足欄にも具体的な課題が入っています。ここまで出れば、もう 見た ではなく 次に動く 段階です。

そのまま営業チーム向けの通知文まで作れます
次に、今回は最優先の2名だけに絞って、こう頼みました。
佐藤美咲さんと山本彩花さんを営業チームに共有する通知文を作って。確認後に送れる形にして
返ってきたのは、営業チーム向けの通知文案です。件名があり、2名のプロフィールと要点が整理され、今週中に一次接触できると理想的 という判断まで入っていました。
ここが今回の流れの一番重要なところです。回答を見て、温度感で分けて、対象を絞ったあと、そのまま社内の次アクションまで進められる。FORMLOVA がやりたいのは、単なる回答一覧ではなく、この 次につなぐ 部分です。
通知先が Slack かメールかは本質ではありません。本質は、ホットリードがスプレッドシートの中で寝ないことです。意味のある単位で拾い上げて、必要な相手にすぐ渡せること。それが、公開後のフォーム運用ではかなり大きいです。

Claude のようなクライアントでは、分布をその場で可視化することもできます
もし Claude のようなクライアントを使っているなら、ここからさらに一歩進められます。
たとえば、こう聞けます。
温度感の分布をグラフにして視覚的にここで見せてくれませんか。
すると、既に取得済みのデータを使って、その場で棒グラフや分布表示まで返せます。今回の例でも、デモ希望 5件 / 前向き検討 7件 / 情報収集中 6件 / まだ先 6件 という24件の分布が、そのまま視覚化されました。
これは必須ではありません。でも、今どの温度帯が多いのか をすぐ掴みたいときにはかなり便利です。表で確認するだけでなく、視覚的に偏りを見られるようになるからです。

この flow で見てほしいのは、作成後の仕事が会話で進むことです
今回の流れは、かなりシンプルです。
このフォームの回答を温度感ごとにまとめてデモや打ち合わせ希望の回答だけ見せて佐藤美咲さんと山本彩花さんを営業チームに共有する通知文を作って。確認後に送れる形にして
必要なら、4つ目としてこうも聞けます。
温度感の分布をグラフにして視覚的にここで見せてくれませんか。
この流れで伝わるのは、フォームを作れることではありません。公開後の回答を見て、意味のある単位に分けて、次の動きまでつなげられることです。
私は、ここが after publish の本体だと思っています。答えを集めることより、その答えに対して何をするかを決めることの方が、実務ではずっと重いからです。

