最終更新日: 2026-05-18
Cursor はコードを書くエディタというより、エージェントと一緒に作業を進める道具になってきています。ただ、その手元の Agent から「リリース後のフィードバックフォームを作って、自動返信を整えて、Slack 通知まで設定する」までは標準ではできません。MCP サーバーを追加した瞬間に、その線が消えます。
FORMLOVA は Cursor から GUI でも JSON でも追加できるリモート MCP サーバーを提供しています。プロジェクトの .cursor/mcp.json に置いてチームで共有するか、グローバル設定に置いて全プロジェクトで使うかを選べます。開発フローの中に自然に組み込めます。
ここでは接続から、preview、公開、公開後の小さな運用、Claude Desktop / Claude Code との使い分けまでを順番に説明していきます。
まず結論 -- Cursor なら GUI でも JSON でも MCP サーバーを追加できます
最初にやることは3つだけです。
- Cursor の
Cursor Settings > MCP > Add new MCP serverから FORMLOVA の MCP サーバー URL(https://formlova.com/api/mcp)を登録します。設定ファイル派なら.cursor/mcp.jsonに直接書く選び方もあります。 - 初回利用時にブラウザが立ち上がるので、FORMLOVA にログインし、OAuth の許可画面で「許可する」を押します。
- Cursor の Agent モード(チャットモードをエージェントに切り替えた状態)で「ウェビナー申込フォームを作って」と話しかけます。非公開の下書きと preview URL が返ります。
これで終わりです。エディタを閉じる必要も、別アプリを起動する必要もありません。Cursor がリモート MCP サーバーをネイティブにサポートしていて、認証は OAuth で完結するからです。所要時間は5分前後だと思います。
Cursor の MCP サーバー追加とは何か -- Claude Desktop / Claude Code とどう違うか
MCP は Model Context Protocol の略で、Cursor などの AI クライアントが外部システムのデータや操作にアクセスするためのオープン標準です。Cursor は MCP サーバーの追加・管理を Settings UI と JSON 設定ファイルの両方でサポートしています。
Claude Desktop が GUI、Claude Code が CLI の一発コマンドだったのに対して、Cursor は「IDE の中でクリックでも書き込みでもどちらでも追加できる」のが特徴です。
違いはそれだけに見えますが、開発者の作業導線で考えると意味が変わります。コードを書いている同じウィンドウの中で、Agent モードに切り替えて「リリース後のフィードバックを集めるフォーム作って」と話しかけられます。エディタとブラウザ、ターミナルを行き来する必要がありません。
そしてもうひとつ大きな違いがあります。Cursor は設定の保存先を 2つのレベルから選べます。プロジェクトに紐付けて Git でチーム共有するか、ホームディレクトリに置いて全プロジェクトで使えるようにするか。
これは「リポジトリに同梱する MCP 環境」をきれいに作れるという意味で、Cursor の MCP の使い方を決定的に変えます。
考え方の背景はほとんどのフォームツールは作成で止まるで詳しく書いています。
接続の流れ -- GUI で追加する場合
手順を3ステップで見ていきます。Cursor は macOS、Windows、Linux のいずれでも操作は同じです。
1. FORMLOVA の MCP サーバー URL を確認する
FORMLOVA の MCP サーバー URL は、全クライアント共通で1つだけです。
https://formlova.com/api/mcp
末尾にスラッシュは付けません。/api/sse のような旧式のパスでもありません。Cursor、Claude Desktop、Claude Code、ChatGPT、Gemini CLI、どのクライアントから接続する場合も、この URL を使います。FORMLOVA のアカウントをまだお持ちでない場合は、FORMLOVA のセットアップガイドから無料プランで先に登録してください。コネクタを追加する直後の OAuth でログインを求められるためです。
2. Cursor Settings から MCP サーバーを追加する
Cursor を開き、右上の歯車アイコンから Cursor Settings に入ります。サイドメニューから MCP(または最新版では Tools & MCP)を選び、Add new MCP server を押します。
そこで次の2つを入力します。
Name: formlova
URL: https://formlova.com/api/mcp
Name は表示用なので、formlova や FORMLOVA のように自分が判別しやすい名前にしてください。Add を押すと、MCP サーバー一覧に項目が追加されます。
この時点ではまだ「未認証」の状態です。Cursor が FORMLOVA に「あなたとして接続していいですか」と尋ねるための、最後のひとステップが残っています。
3. OAuth 認証を完了する
FORMLOVA のエントリにある Reconnect(または Authenticate)ボタンを押すと、ブラウザが自動で開きます。FORMLOVA のログイン画面に切り替わり、OAuth の許可画面が表示されます。「許可する」を押すとブラウザは閉じ、Cursor の Settings に戻ると FORMLOVA のステータスが緑色(接続済み)に変わっています。
Settings を閉じ、サイドのチャットパネルを開いて Agent モードに切り替えます。Cursor は 25 カテゴリにわたって 128 個のツールを並べてくれますが、最初に使うのは2〜3個だけです。多すぎて圧倒される必要はありません。
JSON 設定ファイルで追加する場合
GUI を使わず、設定ファイルに直接書きたい場合の手順を見ていきます。プロジェクトをクローンしただけで MCP 環境が立ち上がる状態を作りたいときに向いています。
プロジェクトのルートに .cursor/mcp.json を作成し、次の内容を保存します。
{
"mcpServers": {
"formlova": {
"url": "https://formlova.com/api/mcp"
}
}
}
これだけです。ファイルを保存して Cursor のウィンドウを再読み込みすると、Settings の MCP 一覧に formlova が現れます。あとは GUI の手順と同じく、Reconnect を押して OAuth 認証を済ませれば完了です。
mcpServers キーに別のサーバーを足していけば、複数の MCP サーバーを同じファイルで管理できます。GitHub や Supabase の MCP サーバーをすでに使っている場合、その隣に FORMLOVA を並べて書く形になります。設定の意味は GUI で追加する場合と同じで、エディタが起動時にこのファイルを読み込んで MCP サーバー一覧を組み立てます。
GUI と JSON は排他ではなく、片方で追加したものはもう片方にも反映されます。チームで共有する設定はリポジトリ内の .cursor/mcp.json に書き、個人の試験的なサーバーは GUI から追加する、というように使い分けるのが扱いやすいと思います。
プロジェクトレベルとグローバルレベルの使い分け
ここが Cursor 固有の論点です。同じ FORMLOVA サーバーをどこに置くかで、チーム全体の体験が変わります。
| 場所 | パス | スコープ | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| プロジェクトレベル | .cursor/mcp.json | そのリポジトリだけ | チーム共有、リポジトリ同梱の MCP 環境 |
| グローバルレベル | ~/.cursor/mcp.json | 自分が触る全プロジェクト | 個人ツール、特定プロジェクトに紐付かない用途 |
プロジェクトレベルは、リポジトリのルート直下に .cursor ディレクトリを作り、その中に mcp.json を置きます。Git に含めればチームメンバー全員が同じ MCP サーバー設定を共有できます。プロダクトのリリース運用フォームをチームで共有して、誰が Cursor を立ち上げてもフォームを編集できる状態にしたいなら、こちらが向いています。
グローバルレベルは、ホームディレクトリの ~/.cursor/mcp.json に置きます。自分が触るすべてのプロジェクトで FORMLOVA を使えるようになります。個人的なお問い合わせフォーム管理、ブログ読者アンケート、ちょっとした調査フォームなど、特定のプロジェクトに紐付かない使い方ならこれが楽です。
私の経験上、チームで FORMLOVA を運用するなら .cursor/mcp.json をリポジトリに含めるのが一番扱いやすいです。新メンバーがプロジェクトをクローンした瞬間から、Cursor の MCP 一覧に FORMLOVA が並んだ状態が手に入ります。なお、OAuth の認証情報自体はスコープに紐付かず、ユーザーごとに保存されます。プロジェクトレベルで設定を共有しても、認証は各メンバーが自分のアカウントで行うことになるので、権限の分離は保たれます。
Cursor Agent モードでフォーム下書きを作る
接続が終わったら、Cursor のチャットパネルを開いて Agent モードに切り替えます。これが Cursor 固有の重要ポイントで、MCP ツールが呼び出せるのは Agent モードだけです。Cmd+K のクイック編集や通常の Ask モードでは MCP ツールが手元に並ばないので、フォーム操作ができません。
モードを切り替えたら、短い一言を入力してみます。FORMLOVA は最初から長いプロンプトを書く必要がないように設計されています。
リリース後のユーザーフィードバックフォームを作って
これだけで十分です。Cursor は FORMLOVA のフォーム作成ツールを呼び出し、用途に合った項目を組み立てて、非公開の下書きを返します。返答は次のような形になります。
リリース後のユーザーフィードバックフォームの下書きを作成しました。
項目:
- 全体的な満足度 (必須、5段階評価)
- 一番気に入った機能 (必須、選択式)
- 改善してほしい点 (任意、自由記述)
- 不具合があれば教えてください (任意、自由記述)
- メールアドレス (任意、フォローアップ希望者のみ)
- 個人情報の利用目的への同意 (必須)
preview URL: https://formlova.com/preview/...
preview URL をクリックすると、実際のフォーム画面がブラウザで開きます。タイトル、項目の並び、必須/任意のバッジ、同意チェック、送信ボタンまで、回答者目線で確認できます。Cursor の右ペインに preview を開いた別ブラウザを並べて、左ペインのコードを編集しながら微調整できるのが、IDE 内で完結する最大の利点だと思います。
ここから先は、画面を見ながらチャットで修正を重ねます。短い指示で構いません。
満足度の前に「今回のリリースについて」という見出しテキストを追加して
改善してほしい点は最大500字までに制限して
メールアドレスの説明文に「フォローアップ希望者のみ任意でご記入ください」と入れて
preview URL は同じものを開き直せば最新状態に更新されます。実画面を見て、足りないものだけ言う。この往復が Cursor と組み合わせる一番の理由です。一般的な作成の流れはChatGPT・Claude でフォームを作る方法にもまとめています。
preview を確認して公開前レビューを進める
下書きの形が見えてきたら、公開前レビューに進みます。FORMLOVA では「公開してください」と頼んでもすぐには公開されません。サーバー側でチェックリストが走り、未設定のブロック項目があれば確認結果と一緒に返ります。
このフォームを公開してください
返答は次のようになります。
公開前に確認が必要な項目があります。
- preview URL: https://formlova.com/preview/...
- サンクスページ preview: https://formlova.com/preview/.../thankyou
- 重複回答防止: 未設定
- プライバシーポリシー URL: 未設定
- 営業メール自動検知: 未確認 (テキスト入力フィールドあり)
preview とサンクスページの preview をブラウザで開き、文面・項目順・必須設定を目で確認します。Cursor に戻ってこう返します。
preview もサンクスページも確認しました。重複回答防止はメールアドレス単位で。
プライバシーポリシーは https://example.com/privacy を使ってください。
営業メール検知は有効にして。これで公開してください。
Agent は最終公開のためのトークンを取得してフォームを公開し、公開 URL が返ります。この公開前レビューを順に追ったガイドはFORMLOVA で公開前レビューを進めて公開する方法にあります。
公開後の運用を Cursor から進める
回答が入り始めるとここからが本番です。Cursor と FORMLOVA の組み合わせが効くのも、この公開後の部分です。代表的な3つの動きを紹介します。
回答一覧の絞り込み
リリース直後は回答が一気に増えることがあります。全件を眺めるより条件で絞るほうが速いです。コードのレビューを進めながら、同じ Agent パネルでこう頼みます。
今週のフィードバックから、満足度が3以下のものだけ見せて
不具合報告が含まれている回答だけ抽出して、エラー内容を要約して
営業メールっぽい回答を除いて、本物のフィードバックだけ一覧にして
条件に合うものだけが表で返り、気になる回答の詳細確認、対応中・対応済みへのステータス変更、内部メモの追加までを同じ会話で進められます。Cursor の場合、その勢いのまま GitHub Issue 化や該当コードのファイルへのジャンプまで Agent に頼めるので、フィードバックを開発タスクに変換する速さが変わります。
自動返信メールの調整
スタンダード以上のプランでは、自動返信メールを自由にカスタマイズできます。リリース後のフィードバックフォームなら、回答者に「いただいた内容は次のリリースで検討します」と返したくなることが多いと思います。
このフォームの自動返信メールに「いただいたフィードバックは次のリリースで検討します」を入れて
冒頭に「リリース版を使ってくださってありがとうございます」を足して
署名は私の開発チーム名にして
できたらテストメールを私のアドレスに送って
Agent は新しい文面を preview として提示し、「これで保存しますか」と聞き返します。保存前に必ず確認を挟むので、運用中のフォームの返信が勝手に書き換わることはありません。
Workflow Place のレシピで自動化
「フィードバックが来たら社内 Slack に通知したい」「3日後にフォローアップメールを送りたい」のような自動化は、Workflow Place からレシピをコピーするのが早道です。Agent が候補を表示し、選んだレシピのプロンプトをそのまま実行に渡せます。Cursor は IDE 内で完結するので、レシピ適用の前後で関連コードのコメントを書き足すといった一連の動きをひと続きで進められます。詳しくはFORMLOVA の Workflow Place からレシピを見つけて、チャットで設定する方法を参照してください。
Claude Desktop / Claude Code / Cursor の使い分け
3つを使い分けている方も多いと思うので、棲み分けを整理しておきます。
| 観点 | Claude Desktop | Claude Code | Cursor |
|---|---|---|---|
| 入力スタイル | GUI のチャット欄 | ターミナルの CLI | IDE 内の Agent モード |
| 設定の追加 | 設定 > コネクタから URL 貼り付け | claude mcp add 1コマンド | Settings UI または .cursor/mcp.json |
| 設定の保存先 | アプリ全体(端末ごと) | .mcp.json または ~/.claude.json | .cursor/mcp.json または ~/.cursor/mcp.json |
| チーム共有 | 各メンバーが個別に追加 | .mcp.json を Git にコミット | .cursor/mcp.json を Git にコミット |
| 向いている使い方 | フォーム運用担当、非エンジニア | リリース運用、CLI 中心の作業 | コードを書きながらのフォーム作業 |
| 向いていない使い方 | チームで設定を揃えたい | エディタ内で完結したい | IDE を開かない非エンジニア |
同じ FORMLOVA サーバーに、同じ URL で接続するので、できることは同じです。違うのは「どこから話しかけるか」と「設定をどう配るか」だけです。私自身は、コードを書きながら触るプロダクトのフォームは Cursor の .cursor/mcp.json でチーム共有、リリース運用のスクリプトと並列で動かしたいフォームは Claude Code、個人のお問い合わせフォームは Claude Desktop、と分けて使っています。
GUI 経由で気軽に試したい場合はClaude Desktop で FORMLOVA を使う完全ガイド、ターミナル中心の運用ならClaude Code で FORMLOVA を使う完全ガイドをあわせて参照してください。
うまくいかないときに見る場所
Cursor ならではの詰まり方があるので、見るべき場所を絞って紹介します。
Cursor でステータスが赤いときは、まず Settings の MCP 画面で URL が正しいか確認します。https://formlova.com/api/mcp 以外を入れていないか、末尾にスラッシュや /api/sse のような旧式のパスが残っていないかを見てください。一覧の Reconnect ボタンをクリックすると認証ごとやり直しになり、ほとんどの場合これで戻ります。それでも解決しない場合は、設定を削除して再追加してください。
Agent モードに切り替えてもツールが出てこないときは、モードの取り違えが多いです。Cursor では MCP ツールが呼べるのは Agent モード(旧 Composer Agent)だけで、通常の Chat / Ask モードや Cmd+K のクイック編集モードには現れません。チャットパネル上部のモード表示を確認してください。
.cursor/mcp.json を書き換えても反映されないときは、Cursor 側がファイルを読み直していないことがあります。Cursor のウィンドウを再読み込み(Cmd+Shift+P から Reload Window)するか、エディタを終了して起動し直してください。
「Unauthorized」エラーが返るときは、OAuth の認証が切れているサインです。Settings から FORMLOVA の Reconnect を押し、もう一度認証を取り直してください。
認証画面が出てこないときは、ブラウザのポップアップブロックが原因のことがほとんどです。formlova.com のポップアップを許可してからやり直してください。
日本語で話しかけているのに英語で返ってくるときは、プロフィール言語が英語になっています。「プロフィールの言語を日本語にして」と一言で切り替わります。網羅一覧はFORMLOVA のセットアップガイドのトラブルシューティング欄にあります。
プラン別にできること
Cursor からの接続自体は全プランで使えます。違いが出るのは接続後に使える機能の範囲です。料金は税込です。
| 機能 | 無料 (0円) | スタンダード (480円/月) | プレミアム (980円/月) |
|---|---|---|---|
| Cursor からの MCP 接続 | 使える | 使える | 使える |
| フォーム作成・preview・公開 | 使える | 使える | 使える |
| 回答一覧・検索・CSV / Excel エクスポート | 使える | 使える | 使える |
| 自動返信メールのカスタマイズ | 使えない | 使える | 使える |
| リマインドメール | 使えない | 使える | 使える |
| 詳細分析・流入分析・PDF レポート | 使えない | 使える | 使える |
| メーリングリスト一斉送信 | 使えない | 使えない | 使える |
| Stripe Connect (有料イベント) | 使えない | 使えない | 使える |
| チーム管理・監査ログ | 使えない | 使えない | 使える |
| 月間メール送信上限 | 100通 | 1,000通 | 10,000通 |
無料プランでも、下書きから公開、回答管理、CSV エクスポートまでひと通り体験できます。リリース後のフィードバックを開発タスクに変換するだけなら、無料プランで十分使えると思います。自動返信を自社らしく書きたい、リマインドを自動で送りたいと感じたらスタンダードへ。チーム監査ログや一斉送信が必要になってきたらプレミアムへ。順番に試して、困った機能だけアップグレードすれば十分です。
FAQ
Cursor の MCP ツールは Agent モードでしか使えませんか
はい、現状の Cursor では MCP ツールが呼び出せるのは Agent モード(旧 Composer Agent)だけです。通常の Chat / Ask モードや Cmd+K のクイック編集では MCP ツールが手元に並びません。フォーム操作をしたいときは、チャットパネルでモードを Agent に切り替えてから話しかけてください。
.cursor/mcp.json と ~/.cursor/mcp.json の優先順位はどうなりますか
両方に同じサーバー名のエントリがあった場合、プロジェクトレベル(.cursor/mcp.json)が優先されます。チーム共有用の設定をプロジェクト側に置きつつ、個人の試験的なサーバーをグローバル側に置く、といった使い分けが可能です。サーバー名が違うものはどちらも並列で読み込まれるので、両者を併用しても干渉しません。
Cursor Pro じゃないと MCP は使えないですか
無料版でも MCP サーバーは追加できます。ただし Cursor 側の機能(呼び出し回数、モデル選択、Agent モードの一部機能)には Pro / Business 限定の制約があり、ここは Cursor 側のプラン仕様で変わります。FORMLOVA との接続自体に Cursor のプラン制限はかからないので、まずは無料プラン同士で試して、必要が出てきたら Cursor Pro と FORMLOVA スタンダードを順に検討するのが現実的だと思います。
Cursor の拡張機能(VS Code Extension)と競合しませんか
しません。MCP サーバーは Cursor 本体が直接接続する仕組みで、エディタ拡張の系列とは別レイヤーで動きます。GitHub Copilot 系の拡張や Linter 系の拡張はそのまま使えますし、コードを書く流れの中で Agent に切り替えれば FORMLOVA のツールが呼び出せる、という構図になります。
他の MCP サーバーと併用すると干渉しますか
干渉しません。Cursor は複数の MCP サーバーを同時に登録できる設計で、.cursor/mcp.json の mcpServers キーに並べて書けます。FORMLOVA を追加しても、すでに登録している GitHub や Supabase の MCP サーバーはそのまま動きます。Cursor 側がどのサーバーのツールを呼ぶかは、Agent への依頼内容に合わせて自動で選びます。
Cursor から公開や削除を勝手にされないか心配です
公開、削除、メール送信のような影響の大きい操作はサーバー側で確認を挟みます。「公開してください」と頼んでもサーバーは確認チェックリストを返し、明示的な承認とトークンがそろわない限り公開されません。これは Cursor 側ではなく FORMLOVA のサーバーで保証しています。Agent のキー操作を間違えて Enter を押しすぎてしまっても、公開・削除・一斉送信は二段階の承認なしには走りません。
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参考にした公式情報
- Cursor: Model Context Protocol (accessed 2026-05-18)
- Cursor: Cursor Settings (accessed 2026-05-18)
- Model Context Protocol: Introduction (accessed 2026-05-18)
- FORMLOVA セットアップガイド (accessed 2026-05-18)
執筆・確認情報
筆者は FORMLOVA の開発者です。Cursor での接続手順は、Cursor 公式の Model Context Protocol ドキュメント、Cursor Settings ドキュメント、Model Context Protocol 公式仕様、FORMLOVA のセットアップガイドの実装を 2026 年 5 月 18 日に確認し、社内環境で実機接続してから本文に反映しました。Cursor の Settings UI の文言、Agent モードの仕様、設定ファイルの取り扱いは Cursor 側で変わる可能性があるため、導入前には最新の公式情報を確認してください。


