最終更新日: 2026-06-20
重要な移行のお知らせ(2026-06-18 施行)
Google は 2026-06-18 をもって、Gemini CLI の個人アカウント(無料 Google アカウント / Google AI Pro / Google AI Ultra)向けのリクエスト処理を停止しました。個人ユーザーは後継の Antigravity CLI(バイナリ名
agy)への移行が必要です。一方、エンタープライズ(Gemini Code Assist ライセンス + API キー認証)は影響を受けず、Gemini CLI をそのまま継続利用できます。FORMLOVA 側は何も変わりません。MCP サーバー URL は全クライアント共通で
https://formlova.com/api/mcp、ツール・機能・OAuth 自動検出・安全弁もそのままです。個人ユーザーは下の「Antigravity CLI で接続する」を、エンタープライズや移行前の参考には「Gemini CLI で接続する(エンタープライズ/旧導線)」を読んでください。
Antigravity CLI や Gemini CLI はコードの調べごとや下書き、ちょっとした自動化をターミナルから進める道具になっていますが、その流れの中で「フィードバックフォームを作って、自動返信を整えて、Slack 通知まで設定する」までは標準ではできません。MCP サーバーを追加した瞬間に、その線が消えます。
FORMLOVA は CLI から接続できるリモート MCP サーバーを提供しています。設定ファイルに接続先を1つ書くだけで接続でき、認証は OAuth で完結します。一度つなぐと、130 個のツール・25 カテゴリが手元の CLI に並び、下書きから preview、公開前レビュー、回答の絞り込み、自動返信、ワークフロー設定までを同じターミナルの会話で進められます。この記事では、接続から公開後の運用、書込系のツールを安全に使うための考え方、トラブル時の見方までを通しで説明します。
まず結論 -- 個人ユーザーは Antigravity CLI で FORMLOVA がターミナルの相棒になります
2026-06-18 の移行を踏まえると、個人ユーザーが今から始めるなら Antigravity CLI(agy)が現行の導線です。最初にやることは多くありません。
- Antigravity CLI(
agy)をインストールします。 - 既に Gemini CLI で FORMLOVA を使っていた場合は、
agyの初回起動時に「既存の~/.gemini/設定(登録済み MCP サーバーなど)を取り込むか」のプロンプトが出るので、取り込みを選びます。これだけで FORMLOVA の MCP 設定はそのまま引き継がれます。 新規の場合は、MCP 設定ファイルmcp_config.jsonのmcpServersに FORMLOVA を1つ追加します(後述)。 - Google OAuth で認証し、CLI のセッションで「ウェビナー申込フォームを作って」と話しかけます。非公開の下書きと preview URL が返ります。
Bearer token を手で貼ったり、固定のシークレットを管理したりする必要はありません。FORMLOVA の MCP サーバーは OAuth の自動検出に対応しているからです。
ただし注意点があります。Antigravity CLI はリリース直後で、OAuth を使うリモート MCP サーバーで実行時にベアラートークンが付かない・トークン同期がうまくいかないという既知の不具合が報告されています(google-antigravity/antigravity-cli の issue #25, #66)。FORMLOVA は OAuth 自動検出を使うため、繋がらない場合は再認証や公式ドキュメントの最新手順を確認してください。コマンド名・設定キー・設定ファイルの配置は今後変わりうるため、最終的には Antigravity CLI の公式ドキュメントを正としてください。
エンタープライズ(Gemini Code Assist ライセンス + API キー認証)の方は Gemini CLI を継続利用できます。従来の
gemini mcp addを使った接続手順は本記事後半の「Gemini CLI で接続する(エンタープライズ/旧導線)」にそのまま残しています。
CLI への MCP サーバー追加とは何か
MCP は Model Context Protocol の略で、Antigravity CLI や Gemini CLI などの AI クライアントが外部システムのデータや操作にアクセスするためのオープン標準です。Antigravity CLI は Gemini CLI の後継としてターミナルで動く Google の AI エージェントで、MCP サーバーの設定は専用ファイル mcp_config.json の mcpServers にまとまります(Gemini CLI のように settings.json にインラインで持つのではない点が違いです)。
フォームサービスの文脈に置き換えると、お使いの CLI が FORMLOVA の操作面に直接届くということです。別タブで管理画面を開いたり、CSV をダウンロードしたりする必要がありません。「このフォームの未対応の回答を見せて」と頼めば、その場で一覧が返ります。
ターミナルで完結する点が効くのは、フォーム作成の速さよりも公開後の小さな操作の積み重ねです。コードを書きながら、ログを追いながら、その同じターミナルで回答の温度感を分ける、自動返信を相手に合わせて整える、リマインドを1日早める、営業メールっぽい回答を除いて分析する。考え方の背景はほとんどのフォームツールは作成で止まるで詳しく書いています。
Antigravity CLI で接続する(個人ユーザー・現行導線)
ここからが現行の主導線です。Antigravity CLI(agy)は macOS、Linux、Windows どれでも使えます。
1. FORMLOVA の MCP サーバー URL を確認する
FORMLOVA の MCP サーバー URL は、全クライアント共通で1つだけです。
https://formlova.com/api/mcp
末尾にスラッシュは付けません。/api/sse のような旧式のパスでもありません。Antigravity CLI、Gemini CLI、Claude Desktop、Claude Code、ChatGPT、Cursor、どのクライアントから接続する場合も、この URL を使います。FORMLOVA のアカウントをまだお持ちでない場合は、FORMLOVA のセットアップガイドから無料プランで先に登録してください。認証のときに OAuth でログインを求められるためです。
2. Antigravity CLI(agy)をインストールする
macOS / Linux はターミナルで次を実行します。
curl -fsSL https://antigravity.google/cli/install.sh | bash
Windows は PowerShell で次を実行します。
irm https://antigravity.google/cli/install.ps1 | iex
インストール後の最新手順や前提条件は、Antigravity CLI の公式ドキュメントを参照してください。
3. 既存の MCP 設定を引き継ぐ(最短経路)
agy を初めて起動すると、既存の ~/.gemini/ 設定(登録済みの MCP サーバー、確認なしで許可するコマンド一覧、キーバインド、テーマ)を取り込むかどうかのプロンプトが出ます。
以前 Gemini CLI で FORMLOVA をつないでいたなら、ここで取り込みを選ぶだけで、FORMLOVA の MCP 設定はそのまま自動で引き継がれます。これが最短経路です。新規で Gemini CLI を使っていなかった場合は、次の手順で mcp_config.json に FORMLOVA を追加します。
4. mcp_config.json に FORMLOVA を追加する(新規の場合)
Antigravity CLI の MCP 設定は専用ファイル mcp_config.json にまとまります。mcpServers に FORMLOVA を1つ追加します。リモートの HTTP サーバーは serverUrl キーで指定します。
{
"mcpServers": {
"formlova": {
"serverUrl": "https://formlova.com/api/mcp"
}
}
}
ここで注意したいのは、リモート HTTP の MCP サーバーを指すキーがクライアントごとに違うことです。Antigravity CLI は serverUrl、Gemini CLI は httpUrl、Cursor や VS Code は url を使います。FORMLOVA を Antigravity CLI に追加するときは serverUrl です。任意で headers や oauth を併記することもできますが、FORMLOVA は OAuth 自動検出に対応しているので、通常は serverUrl だけで足ります。
mcp_config.json の配置場所は環境によって異なり(~/.gemini/antigravity/mcp_config.json 等)、今後変わりうるため、最新の正確なパスは Antigravity CLI の公式ドキュメントで確認してください。手で書く場合は JSON の構文ミス(カンマや括弧の閉じ忘れ)だけ気をつけてください。
5. Google OAuth で認証してツール一覧を確認する
設定が書き込まれたら、個人アカウントの Google OAuth で認証します。ブラウザが立ち上がり、FORMLOVA のログインと OAuth の許可画面が表示されるので「許可する」を押します。FORMLOVA の MCP サーバーは OAuth の設定を自動検出に対応しているので、クライアント ID やシークレットを手で用意する必要はありません。
認証が通ると、フォーム作成、回答管理、メール、分析、ワークフローなど 25 カテゴリにわたって 130 個のツールが手元の CLI に並びます。最初に使うのは2〜3個だけなので、多すぎて圧倒される必要はありません。
なお前述のとおり、Antigravity CLI はリリース直後で、OAuth を使うリモート MCP サーバーで実行時にベアラートークンが付かない・トークン同期がうまくいかないという既知の不具合(issue #25, #66)があります。FORMLOVA に繋がらない場合は、再認証を試したうえで、Antigravity CLI の公式ドキュメントの最新手順を確認してください。
Gemini CLI で接続する(エンタープライズ/旧導線)
エンタープライズ(Gemini Code Assist ライセンス + API キー認証)の方は、引き続き Gemini CLI で FORMLOVA を使えます。以下は従来の Gemini CLI 手順です。個人アカウントは 2026-06-18 以降この経路を使えないため、Antigravity CLI への移行前の参考としても残しています。
ターミナルで次のコマンドを実行します。--transport http は、FORMLOVA がリモートの HTTP ストリーミング型 MCP サーバーであることを Gemini CLI に伝えるためのフラグです。
gemini mcp add --transport http formlova https://formlova.com/api/mcp
コマンドの構文を分解すると、formlova がサーバー名、https://formlova.com/api/mcp が接続先 URL、--transport http が HTTP トランスポートの明示です。スコープを指定しないと、既定ではプロジェクト直下の .gemini/settings.json に書き込まれます。自分が触るすべてのプロジェクトで使いたい場合は、-s user(--scope user)を足してユーザーホームの ~/.gemini/settings.json に書き込みます。
gemini mcp add -s user --transport http formlova https://formlova.com/api/mcp
コマンドを使わず、設定ファイルを直接編集して同じ結果にすることもできます。~/.gemini/settings.json の mcpServers に次のように書き加えます。Gemini CLI ではリモートの HTTP サーバーを httpUrl キーで指定します(Antigravity CLI の serverUrl とは別のキーです)。
{
"mcpServers": {
"formlova": {
"httpUrl": "https://formlova.com/api/mcp"
}
}
}
設定が書き込まれたら、Gemini CLI のセッションで /mcp auth formlova を実行します。ブラウザが立ち上がり、OAuth の許可画面で「許可する」を押すと、ターミナルに戻った Gemini CLI から FORMLOVA のツールが使えるようになります。/mcp を実行すると、登録済みの MCP サーバーと接続状態、提供ツールの一覧が表示され、formlova が接続済みになっていれば完了です。
Gemini CLI のスコープは、既定(指定なし)ではプロジェクト直下の .gemini/settings.json、-s user(--scope user)ではユーザーホームの ~/.gemini/settings.json に書き込まれます。チームで共有運用するならプロジェクトスコープの設定ファイルを Git にコミットし、自分の手元の道具として使うならユーザースコープ、という選び分けです。OAuth の認証情報自体はユーザーごとに保存されるので、設定を共有しても権限の分離は保たれます。
最初の対話 -- ターミナルでフォーム下書きを作る
接続が終わったら、お使いの CLI(Antigravity / Gemini)のセッションで短い一言を入力してみます。FORMLOVA は最初から長いプロンプトを書く必要がないように設計されています。
問い合わせフォームを作って
これだけで十分です。CLI は FORMLOVA のフォーム作成ツールを呼び出し、用途に合った項目を組み立てて、非公開の下書きを返します。返答は次のような形になります。
問い合わせフォームの下書きを作成しました。
項目:
- 氏名 (必須)
- メールアドレス (必須)
- 会社名 (任意)
- 問い合わせカテゴリ (必須、選択式)
- 問い合わせ内容 (必須)
- 個人情報の利用目的への同意 (必須)
preview URL: https://formlova.com/preview/...
preview URL をクリックすると、実際のフォーム画面が別タブで開きます。タイトル、項目の並び、必須/任意のバッジ、同意チェック、送信ボタンまで、回答者目線で確認できます。ターミナルの隣のウィンドウで preview を眺めながら微調整を進められるのが CLI と組み合わせる良いところだと思います。
ここから先は、画面を見ながらチャットで修正を重ねます。短い指示で構いません。
電話番号の項目を会社名の下に追加して、任意にしてください
問い合わせカテゴリに「採用について」を足してください
個人情報同意の文面に、自社のプライバシーポリシーURLを入れて
preview URL は同じものを開き直せば最新状態に更新されます。実画面を見て、足りないものだけ言う。この往復が CLI と組み合わせる一番の理由です。一般的な作成の流れはChatGPT・Claude でフォームを作る方法にもまとめています。
preview を確認して公開前レビューを進める
下書きの形が見えてきたら、公開前レビューに進みます。FORMLOVA では「公開してください」と頼んでもすぐには公開されません。サーバー側でチェックリストが走り、未設定のブロック項目があれば確認結果と一緒に返ります。
このフォームを公開してください
返答は次のようになります。
公開前に確認が必要な項目があります。
- preview URL: https://formlova.com/preview/...
- サンクスページ preview: https://formlova.com/preview/.../thankyou
- 重複回答防止: 未設定
- プライバシーポリシー URL: 未設定
- 営業メール自動検知: 未確認 (テキスト入力フィールドあり)
preview とサンクスページの preview を別タブで開き、文面・項目順・必須設定を目で確認します。終わったらターミナルに戻って CLI にこう返します。
preview もサンクスページも確認しました。重複回答防止はメールアドレス単位で。
プライバシーポリシーは https://example.com/privacy を使ってください。
営業メール検知は有効にして。これで公開してください。
CLI は最終公開のためのトークンを取得してフォームを公開し、公開 URL が返ります。この公開前レビューを順に追ったガイドはFORMLOVA で公開前レビューを進めて公開する方法にあります。
公開後の運用をターミナルで進める
回答が入り始めるとここからが本番です。CLI と FORMLOVA の組み合わせが効くのも、この公開後の部分です。代表的な3つの動きを紹介します。
回答一覧を絞り込んで状況を確認する
回答が増えてきたら、全件を眺めるより条件で絞るほうが速いです。作業中の手を止めずに、同じターミナルで CLI にこう頼みます。
今週の問い合わせから、未対応のものだけ見せて
カテゴリが「料金について」の回答だけ抽出して
営業メールっぽい回答を除いて、本物の問い合わせだけ一覧にして
条件に合うものだけが表で返り、気になる回答の詳細確認、対応中・対応済みへのステータス変更、メモ追加までを同じ会話で進められます。詳しくはFORMLOVA で回答一覧を見て絞り込みとステータス管理をする方法にまとめています。
自動返信メールを文面ごと調整する
スタンダード以上のプランでは、自動返信メールを自由にカスタマイズできます。CLI に頼むと、文面案を出してテスト送信まで進められます。
このフォームの自動返信メールを、もう少しやわらかい文面にして
冒頭に「お問い合わせありがとうございます」を入れて
営業時間(平日 10:00-18:00)を最後に書いて
できたらテストメールを私のアドレスに送って
CLI は新しい文面を preview として提示し、「これで保存しますか」と聞き返します。保存前に必ず確認を挟むので、運用中のフォームの返信が勝手に書き換わることはありません。
Workflow Place のレシピで自動化を足す
「回答が来たら Slack に通知したい」「3日後にフォローアップメールを送りたい」のような自動化は、Workflow Place からレシピをコピーするのが早道です。CLI が候補を表示し、選んだレシピのプロンプトをそのまま実行に渡せます。詳しくはFORMLOVA の Workflow Place からレシピを見つけて、チャットで設定する方法を参照してください。
書込系の MCP を安全に使うために -- 信頼境界の考え方
CLI の MCP サーバーは、読み取りだけでなく、フォームの公開・回答の更新・メール送信といった書込系の操作も会話から呼び出せます。便利な反面、外部サーバーに操作を許す仕組みなので、いくつか押さえておくと安全です。
まず、追加する MCP サーバーは信頼できる提供元のものだけにしてください。FORMLOVA なら formlova.com の公式 URL だけを登録します。出所の分からない URL を MCP 設定(Antigravity CLI の mcp_config.json や Gemini CLI の settings.json)に書くと、その先のサーバーの挙動を CLI 経由で許すことになります。
次に、FORMLOVA 側でも安全弁を用意しています。公開・削除・メール送信のような影響の大きい操作は、サーバー側で確認を挟みます。「公開してください」と頼んでもサーバーは確認チェックリストを返し、明示的な承認とトークンがそろわない限り公開されません。これは CLI 側ではなく FORMLOVA のサーバーで保証している仕組みです。
最後に、FORMLOVA は外部サービスのレスポンスや公開フォームの中身をデータとして扱い、そこに混ざった「こう操作しろ」という指示的なテキストには従わない設計にしています。つまり、回答本文や取り込んだ外部データに紛れた命令で、勝手に公開や送信が走ることはありません。書込系を会話から呼べるからこそ、最後の引き金は人の承認に置く、という考え方です。
うまくいかないときに見る場所
CLI ならではの詰まり方があるので、見るべき場所を絞って紹介します。
CLI 本体のコマンドが見つからないときは、CLI 本体がインストールされていないか、PATH が通っていない可能性があります。Antigravity CLI なら which agy、Gemini CLI なら which gemini で確認し、見つからなければそれぞれの公式インストール手順を見直してください。
設定したのに MCP ツールが一覧に出てこないときは、書き込み先の設定ファイルが想定と違うことがあります。Antigravity CLI は mcp_config.json、Gemini CLI は settings.json(プロジェクト直下の .gemini/settings.json とユーザーホームの ~/.gemini/settings.json)に書き込まれます。どのファイルの mcpServers に書かれているかを確認してください。手で書いた場合は JSON の構文(カンマや括弧)が壊れていないかも合わせて見ます。mcp_config.json の正確な配置は Antigravity CLI の公式ドキュメントで確認してください。
接続できないときは、まず URL を確認します。https://formlova.com/api/mcp 以外を入れていないか、末尾にスラッシュや /api/sse のような旧式のパスが残っていないかを見ます。次に、リモート HTTP サーバーを指すキーが正しいかを確認します。Antigravity CLI は serverUrl、Gemini CLI は httpUrl です(url や command と取り違えていないか)。
**実行時にツールが呼べない・認証が通らないとき(Antigravity CLI)**は、リリース直後の既知の不具合(OAuth を使うリモート MCP サーバーで実行時にベアラートークンが付かない・トークン同期がうまくいかない。issue #25, #66)に当たっている可能性があります。再認証を試したうえで、Antigravity CLI の公式ドキュメントの最新手順を確認してください。
「Unauthorized」エラーが返るときは、OAuth の認証が切れているサインです。Gemini CLI なら /mcp auth formlova をもう一度実行し、Antigravity CLI なら Google OAuth を取り直して認証してください。
認証画面が出てこないときは、ブラウザのポップアップブロックが原因のことがほとんどです。formlova.com のポップアップを許可してからやり直してください。SSH 経由のリモート環境で CLI を動かしている場合は、ブラウザが立ち上がらないことがあるので、ブラウザを開けるローカルセッションで一度認証してから作業するのが安全です。
ツールが表示されない、一部しか出てこないときは、CLI のセッションを抜けて起動し直してから状態を確認してください。初回接続のあとツール一覧の読み込みに少し時間がかかることがあります。
日本語で話しかけているのに英語で返ってくるときは、プロフィール言語が英語になっています。「プロフィールの言語を日本語にして」と一言で切り替わります。網羅一覧はFORMLOVA のセットアップガイドのトラブルシューティング欄にあります。
プラン別にできること
CLI(Antigravity / Gemini)からの接続自体は FORMLOVA の全プランで使えます。違いが出るのは接続後に使える機能の範囲です。料金は税込です。
| 機能 | 無料 (0円) | スタンダード (480円/月) | プレミアム (980円/月) |
|---|---|---|---|
| CLI からの MCP 接続 | 使える | 使える | 使える |
| フォーム作成・preview・公開 | 使える | 使える | 使える |
| 回答一覧・検索・CSV / Excel エクスポート | 使える | 使える | 使える |
| 自動返信メールのカスタマイズ | 使えない | 使える | 使える |
| リマインドメール | 使えない | 使える | 使える |
| 詳細分析・流入分析・PDF レポート | 使えない | 使える | 使える |
| メーリングリスト一斉送信 | 使えない | 使えない | 使える |
| Stripe Connect (有料イベント) | 使えない | 使えない | 使える |
| チーム管理・監査ログ | 使えない | 使えない | 使える |
| 月間メール送信上限 | 100通 | 1,000通 | 10,000通 |
無料プランでも、下書きから公開、回答管理、CSV エクスポートまでひと通り体験できます。自動返信を自社らしく書きたい、リマインドを自動で送りたいと感じたらスタンダードへ。一斉送信や有料イベントが入ってきたらプレミアムへ。順番に試して、困った機能だけアップグレードすれば十分です。
そのまま使える関連Workflow
CLIでフォームを作って公開レビューまで進めたら、次は 回答をSlack通知してSheetsに記録 を使うと運用に移しやすくなります。ターミナルで作ったフォームの回答を、チーム通知と記録にそのまま流せます。
営業やナレッジ管理までつなぐ場合は、回答をHubSpotコンタクト登録 や 回答をNotion DBに保存 を組み合わせます。「ターミナルでフォームを作った」で止めず、回答が次の場所へ移る状態にします。
FAQ
Gemini CLI が使えなくなったと聞きました。FORMLOVA はどうなりますか
FORMLOVA 側は何も変わりません。2026-06-18 をもって Gemini CLI は個人アカウント(無料 Google アカウント / Google AI Pro / Google AI Ultra)向けのリクエスト処理を停止しましたが、これはあくまで Google 側の CLI 提供の話です。個人ユーザーは後継の Antigravity CLI(agy)へ移行してください。以前 Gemini CLI で FORMLOVA をつないでいたなら、agy の初回起動時に既存の ~/.gemini/ 設定を取り込むだけで、FORMLOVA の MCP 設定はそのまま引き継がれます。MCP サーバー URL(https://formlova.com/api/mcp)・ツール・機能・OAuth 自動検出・安全弁はすべて従来どおりです。なお、エンタープライズ(Gemini Code Assist ライセンス + API キー認証)は影響を受けず、Gemini CLI を継続利用できます。
gemini mcp add と settings.json の直接編集、どちらが正しいですか(Gemini CLI)
どちらも同じ結果になります。gemini mcp add --transport http formlova https://formlova.com/api/mcp を実行すると、settings.json の mcpServers に同じエントリが書き込まれます。コマンドのほうが構文ミスをしにくいので普段はこちらが楽ですが、CI のセットアップスクリプトに組み込みたい場合や中身を細かく管理したい場合は、~/.gemini/settings.json を直接編集しても構いません。
プロジェクトスコープとユーザースコープ、どちらを選べばよいですか(Gemini CLI)
チーム開発で同じフォームを共有運用するなら既定のプロジェクトスコープ(.gemini/settings.json)、自分の手元の道具として使うなら -s user(~/.gemini/settings.json)です。プロジェクトスコープの設定ファイルを Git にコミットしておけば、新メンバーがプロジェクトをクローンした瞬間から同じ環境が手に入ります。OAuth の認証情報はユーザーごとに保存されるので、設定を共有しても権限の分離は保たれます。
リモートサーバーの指定は serverUrl ですか httpUrl ですか
クライアントによってキー名が異なります。Antigravity CLI(mcp_config.json)は serverUrl キーに https://formlova.com/api/mcp を指定します。Gemini CLI(settings.json)は httpUrl キーで、gemini mcp add に --transport http を付ければ自動的に httpUrl として書き込まれます。ちなみに Cursor や VS Code は url を使います。いずれも接続先 URL 自体は https://formlova.com/api/mcp で共通です。
クライアント ID やシークレットを手で用意する必要はありますか
ありません。FORMLOVA の MCP サーバーは OAuth の設定を自動検出(dynamic discovery)に対応しているので、ブラウザでログインを許可するだけで認証が完結します(Gemini CLI なら /mcp auth formlova、Antigravity CLI なら個人アカウントの Google OAuth)。固定のトークンを設定ファイルに貼り付ける運用は不要です。
他のクライアント(Antigravity CLI、Claude Desktop、Claude Code、Cursor、ChatGPT)でも同じ URL ですか
同じです。FORMLOVA の MCP サーバー URL は https://formlova.com/api/mcp 一本で、すべてのクライアントから同じ URL を登録します。GUI で気軽に試したいならClaude Desktop で FORMLOVA を使う完全ガイド、別の CLI を使うならClaude Code で FORMLOVA を使う完全ガイド、IDE で書きながらならCursor で FORMLOVA を使う完全ガイド、ブラウザの ChatGPT からならChatGPT で FORMLOVA を使う完全ガイドをあわせて参照してください。どのクライアントからでも、できることは同じです。
CLI から公開や削除を勝手にされないか心配です
公開、削除、メール送信のような影響の大きい操作はサーバー側で確認を挟みます。「公開してください」と頼んでもサーバーは確認チェックリストを返し、明示的な承認とトークンがそろわない限り公開されません。これは CLI 側ではなく FORMLOVA のサーバーで保証しています。書込系のツールを会話から呼べる設計でも、最後の引き金は人の承認に置いています。
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参考にした公式情報
- Google: Gemini CLI -- 個人アカウント向け提供終了の公式告知(discussions #28017) (accessed 2026-06-20)
- Antigravity CLI 公式 (accessed 2026-06-20)
- Google: Gemini CLI -- MCP servers with the Gemini CLI (accessed 2026-06-15)
- Model Context Protocol: Introduction (accessed 2026-06-15)
- FORMLOVA セットアップガイド (accessed 2026-06-15)
執筆・確認情報
筆者は FORMLOVA の開発者です。本記事は 2026-06-18 の Gemini CLI 個人提供終了と Antigravity CLI への移行を踏まえ、2026 年 6 月 20 日に Antigravity CLI を現行導線として追記・改訂しました。接続手順は Antigravity CLI 公式、Google 公式の Gemini CLI MCP サーバードキュメント・告知、Model Context Protocol 公式仕様、FORMLOVA のセットアップガイドの実装を確認して本文に反映しています。Antigravity CLI はリリース直後で、OAuth を使うリモート MCP サーバーで実行時にベアラートークンが付かない・トークン同期がうまくいかないという既知の不具合(issue #25, #66)が報告されています。コマンド名(agy)、設定キー(serverUrl など)、mcp_config.json の配置は今後変わりうるため、導入前には Antigravity CLI の最新の公式ドキュメントを確認してください。Gemini CLI の gemini mcp サブコマンドや settings.json の設定キー(mcpServers / httpUrl など)も Google 側で変わる可能性があります。


